顎がカクカク鳴るし痛い原因は?
顎関節(がくかんせつ=アゴの関節)が口を動かすた
びに「カクカク」と音がなり痛みを伴う方や痛みは出
ないけど音がきになるという方がお見えになります。
歯科の分野でいうと歯の問題が影響している場合があ
りますが、それらの原因を除くと背骨の問題が大きく
影響していることがあります。
「背骨」と「顎(あご)」?と、疑問を持たれた方や
興味がある人は、読み進めてくださいね。
顎と背骨の関係
まず、あごの関節が、どのようにできているかを簡単
に説明すると耳の穴の前で、上顎の部分と、下顎の骨
が関節を作っている部分があります。そこを触りなが
ら口を開け閉めしていただくとよくわかると思います。
上顎の関節の部分がポイントになります。その関節は
側頭骨(そくとうこつ)という骨で、左右両サイドに
あります。そして、その間に後頭骨(こうとうこつ=
後頭部の骨)があります。これがさらに大事になりま
す。
後頭骨が首の一番上の骨(第一頚椎:けいつい)の上
に乗っている形で頭と首の関係が成り立っています。
この間に張っている筋肉が重要になります。この筋肉
が左右偏って硬く縮むと後頭骨が傾きます。そして、
それに伴って側頭骨も傾く結果になります。
側頭骨が傾くと…
側頭骨が傾くと、顎の関節の合わさりに傾きが出てし
まい下顎の骨の動きが窮屈になります。この時にカク
カク音がなったり、痛みを感じたりするようになりま
す。こうなってしまうと大変ですが、こうなってしま
っても改善していく余地は大いにあると言えます。
まずは、後頭部と第一頚椎を結ぶ筋肉のクセを変えて
いくことが重要です。さらに頭が前に飛び出るような
クセを変えていくことも必要になります。
まとめ
クセを変えていくことで後頭骨と側頭骨の傾きがなく
なります。そうすると上顎と下顎の位置関係が良くな
り引っ掛かりがなくなることでカクカクもしなくなり
ますし、痛むということもなくなってくるでしょう。
もし、あなたが今の段階でマウスピースでなんとか変
えていこうと考えているのなら、根気よく長い時間を
かけて頑張ってください。
ただ、しっかりした方法で矯正し、その動き方を自分
のもの(馴染むまで訓練必要)にしていただくことで
余分な症状を招く必要もなくなります。
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