筋肉痛のような痛みが背中に出たら
ここのところ急激に冷えてきてインフルエンザにかか
って高熱が出てダウンしていました…という方が増え
てきている傾向です。そんな時に寝込んでいて、回復
していざ動こうとすると背中が痛い…そんなことがよ
くあります。
そういった場合、ほとんどの方が活動不足のために筋
肉が硬直してしまったような状況で痛みが出てきます。
そして、その硬さが体の回復とともに柔軟性が戻って
くれるといいのですが、なかなか勝手に柔らかくなっ
てはくれません。
硬さが出るポイント
背中が硬くなっていたい時に筋肉も硬くなるのですが
もう一つ硬くなってしまうポイントがあります。それ
は、背骨の関節と背骨と肋骨をつなぐ関節です。ここ
が硬くなっている人は、背中のマッサージを一生懸命
やったとしても、なかなかすっきりした感じが出てき
ません。
それではどうすればいいのか?
このストレッチで安心
この写真の体操ってラジオ体操などで出てくる皆さん
もよくご存知な方法です。ただ、少しアレンジしてい
ただきたいところがあります。倒し方を「1・2・3」
と、勢いをつけて倒すのではなく、倒したまま10秒
以上20秒未満ぐらいの間、維持して欲しいのです。
すると、体の側方の筋肉や(写真でいうと)右側の腹
筋、右側の背筋を同時に伸ばしつつ「肋骨と背骨の関
節=肋横(ろくおう)関節」の硬さをストレッチする
効果も期待できます。
意外にやってみるときつかったりするので、無理のな
いように、つっぱりを感じるところまで倒してみてく
ださい。方向は、真横を基本として少し斜め前や斜め
後ろなどにも交互に行ってみてください。
まとめ
上記のストレッチを行うことで、体幹の前屈や後屈で
背中を和らげようとする方法に対して、痛めるリスク
が格段に下がります。
柔軟性に自信がない人ほど、写真の方法の誰もが知る
ストレッチが効果的になります。
そして、インフルエンザで高熱を出して寝込んでいた
方にも非常に優しいストレッチになります。くれぐれ
も勢いをつけて強引に体を倒さないように注意して行
ってください。
参考サイトはこちら ↓↓↓
http://yakiyamanosekkotuin.com/